そふとうぇあかりかんじょう
ソフトウェア仮勘定
自社開発中のソフトウェアにかかる費用を一時的に計上する科目です。完成した時点でソフトウェア勘定へ振り替えます。建設仮勘定と同様に減価償却の対象にはなりません。
詳しい説明
1. 定義
ソフトウェア仮勘定は、自社利用目的のソフトウェアを自社で開発している間に、完成までにかかった費用を一時的に蓄積しておくための資産の勘定科目です。有形固定資産における建設仮勘定と同じ役割を果たします。
2. 制度・考え方の内訳
開発中に支払った制作費用などをいったんソフトウェア仮勘定に計上し、ソフトウェアが完成して使用を開始した時点で、ソフトウェア仮勘定からソフトウェア(本勘定)へ振り替えます。ソフトウェア仮勘定である間は未完成のため、償却は行いません。
3. 日商簿記検定での視点
開発費用の支払時の仕訳(ソフトウェア仮勘定/現金預金等)、完成・使用開始時の振替仕訳(ソフトウェア/ソフトウェア仮勘定)が頻出論点です。
4. 紛らわしい制度・語との違い
完成後のソフトウェアとの違いは、まだ使用を開始していない未完成の状態を表す点です。ソフトウェア仮勘定である間は償却の対象になりません。
5. 身近な例
自社の基幹システムを1年かけて開発する場合、開発中の支出はソフトウェア仮勘定として積み立てておき、完成してシステムを使い始めた時点でソフトウェア勘定へ振り替えます。
試験で問われること
日商簿記検定
- ソフトウェア完成までの経過的な資産科目であることが問われます。
- 完成時にソフトウェアへ振り替える仕訳の正確性が問われます。
- 減価償却の対象にならない点が問われます。