しのたに
死の谷
別称: 死の谷
新技術の研究開発から事業化へと移行する段階で、資金不足や技術的な課題により製品化が断たれてしまう困難な期間のことです。
詳しい説明
死の谷(デスバレー)とは、新技術の研究開発から製品化・事業化へ移行する過程で、資金不足や技術的な課題、市場ニーズとのミスマッチなどが原因で、プロジェクトが頓挫しがちな困難な期間を指す言葉です。
研究段階では補助金などで開発が進んでも、いざ市場へ製品を投入しようとすると、量産コストやマーケティング、販路確保など、研究とは異なる高い壁が立ちはだかります。この谷を越えるためには、基礎研究の段階から出口を見据えた戦略を立て、適切な資金調達やパートナーシップの構築が必要です。
試験では、イノベーションのマネジメントや新規事業開発の文脈で登場します。技術的な優秀さが必ずしもビジネスの成功を意味しないという教訓として扱われます。事業を成功させるためのプロセスにおいて、どこにリスクがあり、それを乗り越えるためにどのようなマネジメントが必要かという視点が問われます。
試験で問われること
ITパスポート試験
- イノベーションの過程で起こる困難な時期であることを知る。
- 技術とビジネスの両立が難しいことを理解する。
- 新規事業開発のプロセスにおける関門であることを押さえる。
基本情報技術者試験
- 研究開発から市場導入までのフェーズにおけるリスクを理解する。
- ダーウィンの海(普及の壁)との違いを知る。
- 事業化に向けた障壁として、資金や市場ニーズの観点から説明できる。