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だーうぃんのうみ

ダーウィンの海

ダーウィンの海とは、製品化した技術が市場競争の荒波に飲まれて生き残れない現象です。

詳しい説明

ダーウィンの海とは、優れた技術や研究成果が製品として市場に投入されたあと、厳しい市場競争の中で淘汰され、事業として生き残れない現象を指します。生物の進化論に由来する言葉であり、製品化の段階を無事に超えても、そこには生き残りをかけた生存競争という海が広がっていることを示唆しています。

仕組みとしては、技術的な壁である死の谷を越えて製品化が実現しても、さらに販路の開拓、競合製品との差別化、顧客のニーズへの適合といった多くの課題が立ちはだかります。これらを満たせない製品は市場から撤退を余儀なくされます。新規事業において、優れた技術を持つことと、ビジネスとして成功することは別物であるという厳しさを教えてくれる概念です。

試験では、研究開発から事業化までのプロセスの中で、どの段階の困難を指しているのかが問われます。混同しやすい死の谷との違いは、死の谷が基礎研究から製品開発へ移行する際の技術的な壁であるのに対し、ダーウィンの海は製品化後の市場競争での壁である点です。この順序を理解しておくことが重要です。

試験で問われること

ITパスポート試験

  • 死の谷との順序と性質の違いが問われます。死の谷は開発段階、ダーウィンの海は市場段階です。
  • イノベーションのプロセスにおいて、事業化が成功するとは限らないという背景知識が前提となります。
  • 新規事業の失敗要因として、市場への受容性の欠如が問われることがあります。