こうちくぶつ
構築物
建物以外の、土地に定着した工作物を計上する有形固定資産の科目です。フェンスや看板、舗装などが該当します。他の有形固定資産と同様に、減価償却を通じて毎期の費用として配分します。
詳しい説明
1. 定義
構築物は、建物以外で、土地に定着した工作物を表す有形固定資産の勘定科目です。フェンス、舗装道路、看板、門などが該当します。
2. 制度・考え方の内訳
建物や機械装置と区別して取得原価で計上し、耐用年数にわたって減価償却(定額法など)を行います。土地そのものは減価償却の対象外ですが、構築物は土地の上に作られた人工物であり、時間の経過とともに劣化するため減価償却の対象になります。
3. 日商簿記検定での視点
建物・機械装置・構築物のうち、どの科目に分類されるかの判定、決算時の減価償却費の計算が頻出論点です。
4. 紛らわしい制度・語との違い
建物との違いは、建物が屋根や壁で囲まれた建築物であるのに対し、構築物はそれ以外の土地に定着した工作物である点です。機械装置との違いは、構築物が土地に固定された設備であるのに対し、機械装置は製造・加工に使う機械そのものである点です。
5. 身近な例
工場の敷地を囲うフェンスや、駐車場の舗装、屋外の看板などが構築物に該当します。
試験で問われること
日商簿記検定
- 建物や機械装置以外の工作物として分類する点が問われます。
- 減価償却の対象である点が問われます。
- 具体的な例(門、フェンスなど)からの科目判定が問われます。