わいど
歪度
データ分布の左右対称性からのズレ、つまり「ゆがみ」を示す統計指標です。分布が平均値から見て左右どちらに偏っているかを数値化します。
詳しい説明
歪度(わいど)とは、データ分布が平均値から見て左右どちらにどれだけ偏っているか、その非対称性を示す統計指標です。正規分布のような完全な左右対称の分布は歪度が0となり、そこからのズレを数値で表します。
値が正(プラス)の場合、分布の左側に山があり、右側に裾が長く伸びている状態を示します。逆に値が負(マイナス)の場合、分布の右側に山があり、左側に裾が長く伸びている状態です。この値を見ることで、平均値だけでは見抜けないデータの偏りや、外れ値の存在を推測することができます。
試験では、統計データ分析の分野で、ヒストグラムの形状と関連付けて問われることがあります。分布の形状を正規分布と比較する指標として活用され、データの性質を多角的に把握するために使われます。平均値や標準偏差と合わせて確認することで、データの分布特性をより深く理解できます。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 分布の偏りを示す指標であることを知る。
- 左右対称であれば値が0になることを理解する。
- 分布の形状を判断する統計手法であることを押さえる。
基本情報技術者試験
- 正の歪度と負の歪度の分布の形状を区別する。
- 尖度(せんど)と組み合わせて分布の特徴を記述する知識を問う。
- 平均値と中央値の位置関係と歪度の関係を理解する。