らっと
RAT
RAT = Remote Access Trojan
RATは、攻撃者が被害者のPCを遠隔操作可能にするマルウェアです。感染するとバックドアが設置され、キー操作の監視や情報の盗出、盗聴などが自由に行われます。
詳しい説明
RATは、正規のリモート管理ツールを装うか、または悪意のある遠隔操作プログラムを潜ませて、攻撃者が被害者のコンピュータを遠隔操作できるようにするマルウェアです。バックドアを設置し、攻撃者が外部から自由にシステムを制御できるようにします。
感染すると、攻撃者はキーボード入力の記録、画面のキャプチャ、カメラやマイクの盗聴、ファイルの盗難や破壊など、あらゆる操作が可能になります。被害者は自分の端末が遠隔操作されていることに気づかない場合が多く、長期間にわたって情報が流出したり、踏み台として他の攻撃に利用されたりします。
試験では、セキュリティ脅威として登場します。遠隔操作による情報漏えいや不正利用という被害内容が重要です。対策としては、OSやソフトウェアのアップデート、不要なポートの閉鎖、ウイルス対策ソフトの導入、疑わしい添付ファイルを開かないといった、マルウェア全般に対する基本的なセキュリティ対策が求められます。
試験で問われること
ITパスポート試験
- RATが遠隔操作を可能にするマルウェアであることを理解する。
- 情報漏えいや不正利用の脅威として認識する。
基本情報技術者試験
- バックドアとして機能し、長期間の監視や攻撃を可能にする仕組みを理解する。
- マルウェアの分類におけるRATの立ち位置を理解する。
- 対策として、アクセス制御やネットワーク監視の重要性を問われる。