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とろいのきば

トロイの木馬

有用ソフトを装いPCに侵入して悪意ある活動を行うマルウェアです。自ら増殖せず、偽装工作でユーザーを欺き、情報窃取や遠隔操作を行います。不用意な実行を防ぐための対策が重要です。

詳しい説明

1. 定義と仕組み

トロイの木馬とは、一見すると有用なソフトウェアのように装ってコンピュータに侵入し、内部で密かに悪意ある活動を行うマルウェアの一種です。自分自身を複製して他のコンピュータへ感染を広げる機能は持たないため、ウイルスとは区別されます。ユーザーが自ら実行ファイルを開いたり、インストールしたりすることで被害が始まります。

2. 攻撃の目的と特徴

攻撃者はトロイの木馬を用いて、ターゲットのPCでバックドアを作成し、外部から自由に侵入できる状態を作ります。それにより、パスワードや機密情報の盗み出し、PCの遠隔操作、さらにはPCを操って踏み台として他の組織を攻撃するなどの悪事を行います。ユーザーを信頼させるための巧妙な偽装工作が最大の武器です。

3. 試験ごとの視点

ITパスポート試験や基本情報技術者試験では、マルウェアの分類として扱われます。特に、自己増殖機能の有無がウイルスやワームとの違いとして繰り返し問われます。また、不審な添付ファイルやWebサイトからのダウンロードを安易に行わないことが、防御の基本として重要です。

試験で問われること

ITパスポート試験

  • 自己増殖機能を持たない点が特徴です。
  • OSやアプリケーションを偽装して実行させる手口に注意します。
  • 攻撃の目的として情報の盗み出しや遠隔操作が挙げられます。

基本情報技術者試験

  • バックドアを開設し遠隔操作を可能にする機能が問われます。
  • ウイルスやワームとの増殖性の違いを明確に区別します。
  • トロイの木馬を用いた攻撃手法と対策、ログによる追跡が問われます。