ばっくどあ
バックドア
システムに正規の手続きを経ずに侵入できるように設けた裏口です。
詳しい説明
バックドアとは、コンピュータシステムやネットワークにおいて、正規の認証手続きを回避して侵入できるように設けた裏口のことです。開発者が保守やデバッグのために意図的に残す場合もあれば、攻撃者が侵入した後に不正アクセスを継続するために設置する場合もあります。
セキュリティ上の重大な脅威です。正規のIDやパスワードが変更されても、攻撃者がバックドアを知っていればシステムに自由にアクセスし、データの窃取や破壊が可能になります。システム管理者はこのような裏口が存在しないか、定期的に監視・点検する必要があります。
試験では、マルウェアの動作や不正侵入の手口として登場します。また、開発時の保守用バックドアが消し忘れられて悪用される事例などは、システム開発工程の管理不備として問われます。セキュリティの基本原則として、不要な機能やポートは閉じるという対策とセットで覚えましょう。
試験で問われること
ITパスポート試験
- セキュリティの脅威として、不正アクセスの温床となることが問われます。
- 開発時の保守用機能が残存するリスクが問われます。
基本情報技術者試験
- システム監査やセキュリティ管理の文脈で、発見・除去の重要性が問われます。
- マルウェアの一種としての位置づけや、侵入経路としての役割が問われます。