だいりへんすう
代理変数
直接観測が困難な対象について、相関がある観測可能な別のデータで代用する方法です。経済指標などを推測する際に使われますが、相関と因果の取り違えには注意が必要な手法です。
詳しい説明
直接観測することが難しい変数の代わりに、相関関係がある別の観測可能な変数を利用する手法です。データ分析の現場では、知りたい対象が常に手元にあるとは限りません。このような場合、利用可能なデータの中から、対象の状態を反映していると考えられるものを選んで代用します。
例えば、ある地域の経済活動の活発さを知りたい場合、直接的な数値は得にくいことがあります。その際、夜間の電気消費量や物流のトラック走行数などを代理変数として用います。直接的な測定ができない事象を、統計的な手法で推測するために不可欠な考え方です。
注意すべき点は、代理変数が必ずしも因果関係を直接的に説明するわけではないことです。相関関係があることと、因果関係があることは異なります。G検定では、分析モデルを設計する際に、手元にあるデータが何を表しているのか、妥当な指標を選べているかという視点が問われます。
試験で問われること
G検定
- 目的の変数を得られない場合に、代用となる変数を活用する手法が問われます。
- 相関関係と因果関係の取り違えを避ける必要性が問われます。
- 分析モデルにおける指標の選択の妥当性が重要です。