もくてきへんすう
目的変数
統計や機械学習のモデルにおいて、予測や分析のターゲットとなる結果の値です。説明変数のデータを使って予測を行います。
詳しい説明
1. 定義
目的変数は、統計分析や機械学習において、予測や分析のターゲットとなる数値や結果のことです。説明変数を使って予測しようとしている値であり、数学的なモデルの中で、独立変数に対する従属変数として位置づけられます。
2. 仕組みと種類
具体例として、ある商品の売上を予測する場合、売上そのものが目的変数です。これに対して、気温や広告費、曜日といった売上に影響を与える要素が説明変数となります。目的変数は分析者が知りたい結果そのものを指し、モデルの精度はこの変数をどれだけ正確に予測できるかで測られます。
3. 試験ごとの視点
試験では、相関分析や回帰分析の文脈で登場します。特に回帰分析において、目的変数と説明変数の関係式を導き出すことがモデル作成の目的です。両者の区別を間違えると分析の前提が崩れるため、因果関係や予測の方向性を明確にすることが重要です。
4. 紛らわしい語との違い
説明変数は目的変数を予測するために使うデータで、因果関係において原因側に位置します。従属変数は目的変数の別称であり、説明変数の値に依存して決定されるためこう呼ばれます。
5. 身近な例
アンケート結果の満足度を目的変数とし、提供したサービスの品質や価格を説明変数として分析する事例があります。何の結果を知りたいのかが明確であれば、それが目的変数です。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 統計や分析の基礎として、予測対象のデータであることを理解する。
- 回帰分析において、予測したい値が目的変数であることを押さえる。
- 目的変数と説明変数の役割の違いを明確にする。
基本情報技術者試験
- 重回帰分析において、目的変数が一つの連続量であることと、説明変数が複数ある場合の関係を理解する。
- モデル作成の目的が目的変数の予測精度の向上にあることを押さえる。
- 独立変数(説明変数)との依存関係を論理的に整理する。