だいさんしゃていきょう
第三者提供
個人情報保護法において、事業者が本人の同意なしにデータを第三者に渡すことの制限です。AI開発におけるデータ連携時、法規制を遵守するための不可欠な確認事項です。
詳しい説明
第三者提供とは、個人情報保護法において、個人データを取り扱う事業者が、本人の同意を得ずに当該個人データを第三者に提供することを指します。AI開発におけるデータ利活用において、このルールを遵守することは極めて重要です。モデル学習のために収集したデータを別の企業へ提供する場合などは、適正な手続きが必須となります。
AIを活用したビジネスでは、複数の企業間でデータを連携して学習モデルを構築するケースがあります。その際、提供先の第三者がどこまでデータを扱えるのか、利用目的は合致しているかを確認しなければなりません。例外として、業務委託や合併、共同利用などの場合は第三者提供には当たらないと整理されており、契約形態や目的に応じた分類が必要です。
G検定のAI社会実装や法規制の章において問われます。特にGDPR(EU一般データ保護規則)などの国際的なルールとの関連や、匿名加工情報の扱いなど、データ提供に関する制限事項を理解しておくことが求められます。個人情報を扱うAIシステムを設計する際には、法務的な観点から第三者提供の要件をクリアしているかを確認することが実務上の鉄則です。
試験で問われること
G検定
- 個人情報保護法におけるデータ提供の制限事項である。
- AI開発や学習でのデータ連携時に注意が必要である。
- 原則は本人の同意が必要であるが、例外規定があることを把握する。