ぽあそんぶんぷ
ポアソン分布
ある一定の期間や範囲内でランダムに発生する事象の回数が従う確率分布です。平均発生回数から、特定の回数発生する確率を予測できます。
詳しい説明
ポアソン分布とは、ある一定期間内にランダムに発生する事象の回数が従う確率分布です。例えば、コールセンターにかかってくる1時間あたりの電話本数や、Webサーバへの1分間あたりのアクセス数など、平均発生回数が分かっている事象に対して、特定の回数発生する確率を予測するのに使われます。
仕組みとしては、平均発生率だけをパラメータとして持ちます。発生頻度が低い、かつ発生確率が均等な事象が対象です。この分布を利用することで、システムのリソース設計や待ち行列理論における待ち時間の計算など、サービスの品質を維持するための予測モデルとして活用されます。
試験では、性能評価の分野で、システムがどれくらいの負荷に耐えられるかをシミュレーションする際に登場します。正規分布との違いや、どういう性質の事象に適しているか(希な事象など)を問う問題が出ます。計算式そのものよりも、確率分布としての特性と用途を理解しておくことが重要です。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 一定期間に発生する事象の回数を示す確率分布であることを押さえる。
- コールセンターの着信など、待ち行列の計算に使われる例を認識する。
- 平均的な発生回数から確率を予測する仕組みを理解する。
基本情報技術者試験
- 性能評価や待ち行列理論の計算基礎として理解する。
- 正規分布との用途の違いを意識する。
- システム負荷の見積もりにおける応用例を問う問題に対応する。
G検定
- 一定期間や空間で、稀に発生する事象の回数に従う確率分布です。
- 平均発生回数(λ)をパラメータとして持ちます。
- コールセンターの着信数など、発生頻度が少ない事象をモデル化する際に使われる点を確認してください。