本文へ移動

さいひんち

最頻値(モード)

Mode

統計データの中で最も出現回数が多い値のことです。平均値や中央値と並ぶ代表値の一つで、数値データだけでなく、選択肢などの質的データでも中心傾向を表すのに有効です。

詳しい説明

最頻値は、データセットの中で最も頻繁に出現する値のことです。統計学において、平均値や中央値と並んでデータを代表する値として使われる代表値の一つです。質的データのような、数値の大小で平均を取るのが難しいデータでも、最頻値であれば求めることができます。

求め方はシンプルで、集計したデータの中で度数が最大になっている項目を見るだけです。例えば、アンケートの結果で「はい」と答えた人が最も多ければ、「はい」が最頻値になります。数値データの場合、ヒストグラムを作成して最も高い棒になっている区間の代表値や、最も頻度の高い数値が最頻値となります。複数の値が同率で最も多い場合は、最頻値が複数存在することもあります。

ITパスポート試験や基本情報技術者試験では、平均値や中央値との使い分けが問われます。外れ値の影響を受けにくいのが利点ですが、データの分布によっては代表値として不適切な場合があります。平均値は全ての値を考慮する、中央値は順位の中央を見る、最頻値は頻度を見るという違いを整理しておきましょう。

試験で問われること

ITパスポート試験

  • 最頻値はデータの中で最も多く出現する値であることを押さえる。
  • 平均値や中央値との定義の違いを理解する。
  • 質的データにも適用できる利点を把握する。

基本情報技術者試験

  • 度数分布表から最頻値の階級を特定できるようにする。
  • データが複数ある場合に最頻値が複数になり得ることを知る。
  • 代表値としての統計的性質を理解する。

G検定

  • データの出現回数が最多の値であること。
  • カテゴリカルデータの代表値として適している。
  • 平均値や中央値との違い。