かしつけきん
貸付金
取引先や役員・従業員に資金を貸し付けた際に生じる資産の科目で、返済期日に元本と利息を回収します。
詳しい説明
貸付金は、金銭消費貸借契約書などに基づいて資金を貸し付けた際に、後日その返還を請求できる権利を処理する資産の科目です。返済期限が決算日の翌日から1年以内のものを短期貸付金、1年を超えるものを長期貸付金として区別します。
たとえば、取引先に対して現金100,000円を貸し付けた場合(年利2パーセント、期間6か月)、借方に貸付金(または短期貸付金)100,000円、貸方に現金100,000円を記入します。6か月後の返済期日に、元本100,000円と利息1,000円(100,000円×2パーセント×6/12)を普通預金口座で回収した場合は、借方に普通預金101,000円、貸方に貸付金(または短期貸付金)100,000円と受取利息1,000円を記入します。
日商簿記検定では、元本回収時に受取利息を合算して処理する仕訳や、決算をまたぐ場合に当期経過分の利息を未収利息という資産で計上する月割計算が頻出です。
試験で問われること
日商簿記検定
- 貸付期間に応じた短期貸付金・長期貸付金の区分が問われます。
- 元本回収時に受取利息を合算して処理する仕訳が問われます。
- 決算をまたぐ場合に未収利息を月割計算で計上する処理が問われます。