みしゅうりそく
未収利息
利息の受取期間が経過しているが利払日が未到来の利息を計上する資産の科目で、翌期首に再振替仕訳を行います。
詳しい説明
未収利息は、貸付金や預金などについて、すでに期間が経過して当期の収益となっているものの、契約上の利払日が次期以降であるためにまだ受け取っていない利息を計上する資産の勘定科目です。収益の見越しという決算整理のひとつで、当期分の利息を正しく当期の収益として認識するために用います。
たとえば、決算日(3月31日)にあたり、貸付金300,000円に対する利息(年利2パーセント、利払日毎年6月末)のうち、前年7月1日から当期3月31日までの9か月分を未収計上する場合、300,000円×2パーセント×9/12で4,500円を計算し、借方に未収利息4,500円、貸方に受取利息4,500円を記入します。
この未収利息は、翌期首になると振り戻します。期首時に借方へ受取利息4,500円、貸方へ未収利息4,500円を記入する再振替仕訳を行うことで、決算だけのために計上した資産をいったん取り消します。未払利息との違いにも注意が必要です。未収利息は自分が利息を受け取る側、未払利息は自分が支払う側という立場の違いで使い分けます。
試験で問われること
日商簿記検定
- 元本×年利率×経過月数÷12で未収利息の金額を計算する問題が問われます。
- 借方に未収利息、貸方に受取利息を計上する決算整理仕訳が問われます。
- 翌期首の再振替仕訳や未払利息との区別が問われます。