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安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)

STC Associate

わっせなーあれんじめんと

ワッセナー・アレンジメント

WA

Wassenaar Arrangement

通常兵器分野の輸出管理をそろえる国際輸出管理レジームです。COCOMの解消を受けて1996年に発足しました。

詳しい説明

1. 定義

ワッセナー・アレンジメントとは、通常兵器分野の輸出管理をそろえる国際輸出管理レジームです。WAと書きます。COCOMの解消を受けて1996年に発足しました。合意の場になったオランダのワッセナー市が名称の由来です。

2. COCOMとの対比

いちばん大きな違いは、規制の相手です。

COCOMは共産圏という特定の相手への輸出を止める封じ込め型の枠組みでした。売らない相手がはっきりしていました。

ワッセナー・アレンジメントは特定の国を名指しせず、地域の安定を損なう通常兵器の過剰な蓄積を防ぐことを目的にします。ロシアも参加しており、封じ込めではなく不拡散型の枠組みであることが参加国の顔ぶれにも表れています。

3. 規制の対象

武器そのものと、通常兵器の開発等に使える機微な汎用品、関連技術です。汎用品のリストは機微度に応じた区分を持ち、機微度が高い品目ほど参加国は管理を慎重に行います。

日本の輸出令別表第1では、5から15までの項の通常兵器関連の汎用品が、このレジームとの対応にあたります。

試験で問われること

STC Associate

  • ワッセナー・アレンジメントが通常兵器分野のレジームで、1996年に発足したことを押さえる
  • COCOM の役割を継承したが、特定の国を名指しせず不拡散型である点が違う
  • 規制の対象が武器そのものと、通常兵器に使える機微な汎用品・関連技術に及ぶ
  • 4つのレジームの並びと、COCOMからの継承の両方で問われます。1996年発足、通常兵器分野、COCOMの役割を不拡散型で継承、という3点を押さえてください。COCOMと同じ封じ込め型と読まないでください。

最終更新日: 2026/09/14