安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)
STC Associate
みさいるぎじゅつかんりれじーむ
ミサイル技術管理レジーム
MTCR
Missile Technology Control Regime
大量破壊兵器を運搬できるミサイルの分野で輸出管理をそろえる国際輸出管理レジームです。1987年に発足しました。
詳しい説明
1. 定義
ミサイル技術管理レジームとは、大量破壊兵器を運搬できるミサイルの分野で輸出管理をそろえる国際輸出管理レジームです。MTCRと書き、1987年に発足しました。
2. 4つのレジームの中での位置づけ
分野ごとの4つのレジームのうち、運搬手段を受け持ちます。核・生物・化学という兵器そのものの3分野に対し、そこへ届ける手段の側を担当する形です。
日本の輸出令別表第1では、4の項に対応します。ロケットや無人航空機、これらの製造用装置や部分品が掲げられています。
3. なぜ運搬手段が要るのか
核兵器などの大量破壊兵器は、運搬手段と結びついて初めて現実の脅威になります。兵器そのものを作れても、遠くへ届ける手段がなければ、脅威の及ぶ範囲は限られます。
規制の対象は、ミサイルや無人航空機そのものに加えて、その部分品、製造設備、関連技術に及びます。完成品だけを止めても、部品や技術が流れれば現地で組み立てられるためです。
試験で問われること
STC Associate
- ミサイル技術管理レジームが運搬手段の分野を受け持ち、1987年に発足したことを押さえる
- 大量破壊兵器は運搬手段と結びついて初めて現実の脅威になるという理由を理解する
- 規制の対象がミサイル本体だけでなく、部分品・製造設備・関連技術に及ぶ
- 4つのレジームの分野と発足の年を対で問われます。ミサイル技術管理レジームは運搬手段の分野、1987年発足という組み合わせを押さえてください。大量破壊兵器の3分野と並べて、4つ目の柱として位置づけると整理できます。
最終更新日: 2026/09/14