本文へ移動

安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)

STC Associate

げんしりょくきょうきゅうこくぐるーぷ

原子力供給国グループ

NSG

Nuclear Suppliers Group

核分野の輸出管理をそろえる国際輸出管理レジームです。1974年のインドの核実験を契機に作られ、1978年にガイドラインを公表しました。

詳しい説明

1. 定義

原子力供給国グループとは、核分野の輸出管理をそろえる国際輸出管理レジームです。NSGと書きます。1974年のインドの核実験を契機に作られ、1978年にガイドラインを公表しました。

2. 4つのレジームの中での位置づけ

分野ごとに4つのレジームが置かれています。核分野が原子力供給国グループ、生物と化学分野がオーストラリア・グループ、ミサイル分野がミサイル技術管理レジーム、通常兵器分野がワッセナー・アレンジメントです。

日本の輸出令別表第1の項番も、この分野に対応します。核分野は2の項です。

3. 発足の契機とガイドラインの2部構成

1974年、インドはカナダから供与された研究用原子炉の使用済み燃料からプルトニウムを取り出し、核実験を行いました。平和利用の名目で供給した資機材が核爆発装置に転用された出来事であり、供給国側の管理の穴を示す教訓になりました。

ガイドラインは2部構成です。第1部は原子力のために特に設計、製造された資機材の供給条件を定めます。第2部は核兵器の開発に寄与しうる汎用品の輸出管理を定め、湾岸戦争後の査察でイラクの核開発計画が判明した教訓を受けて1992年に加わりました。

試験で問われること

STC Associate

  • 原子力供給国グループが核分野のレジームで、1974年のインドの核実験が契機であることを押さえる
  • 1978年にガイドラインを公表し、第2部の汎用品は1992年に加わった
  • 4つのレジームの分野の分担のなかで、核分野を受け持つ
  • 4つのレジームの分野と発足の契機を対で問われます。原子力供給国グループは1974年のインドの核実験が契機、1978年にガイドライン公表、という組み合わせを押さえてください。

最終更新日: 2026/09/14