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安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)

STC Advanced

さんぎょうあんぜんほしょうきょく

産業安全保障局

BIS

Bureau of Industry and Security

米国輸出管理規則を発行して運用する、米国商務省の部局です。規制品目リストの維持、許可の発給、エンティティリストの運用を受け持ちます。

詳しい説明

1. 定義

産業安全保障局とは、米国輸出管理規則を発行して運用する、米国商務省の部局のことです。15 CFR §730.1 は、EAR が米国商務省の産業安全保障局によって発行されると書いています。

2. 受け持つ仕事の内訳

規制品目のリストを維持します。商務省規制品目リストは、BIS が EAR の中で維持するもので、他省庁が専属で規制する品目は含みません。仕向地と規制理由で許可の要否を読み取るコマース・カントリー・チャートも BIS が維持します。

許可を出します。EAR の対象になる取引で許可が要るとき、その許可を出すのは BIS です。日本の外為法で経済産業大臣が担う位置にあたります。

相手に紐づく規制の名簿を動かします。エンティティリストへの追加は BIS が行い、掲載のエントリごとに許可要件と審査方針を定めます。輸出の特権を否認された者の一覧も BIS がウェブで維持します。

3. 他の省庁との分かれ目

EAR の対象外になる品目の第一の群は、他省庁が専属で規制するものです。武器そのものは国務省の国際武器取引規則が受け持ち、包括的な経済制裁は財務省が運用します。EAR の運用主体を国務省や財務省と取り違えないことが、判定の入口の分かれ目になります。

試験で問われること

STC Advanced

  • EAR を発行して運用するのは商務省の産業安全保障局であり、国務省でも財務省でもないこと
  • 商務省規制品目リストとコマース・カントリー・チャートを維持するのが BIS であること
  • エンティティリストへの追加と、輸出の特権を否認された者の一覧の維持も BIS が行うこと
  • 運用主体の取り違えが問われます。EAR は商務省の産業安全保障局です。イラン向けのように、財務省の包括的な禁輸に BIS の許可要件が重なる形もあるので、どちらの規制の話かを分けて読みます。

最終更新日: 2026/09/14