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安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)

STC Advanced

えんてぃてぃりすと

エンティティリスト

Entity List

米国が懸念を認めた企業・団体・住所を並べた名簿です。15 CFR Part 744 の Supplement No. 4 に置かれ、相手に紐づいて許可要件を立てます。

詳しい説明

1. 定義

エンティティリストとは、米国が懸念を認めた企業・団体・住所を並べた名簿のことです。15 CFR Part 744 の Supplement No. 4 に置かれ、産業安全保障局が掲載を決めます。

2. 効き方の内訳

品目でなく相手に紐づきます。掲載された相手や、掲載された住所で事業を行う者が取引の当事者になるとき、そのエントリに書かれた範囲で、EAR の対象となるあらゆる品目の輸出・再輸出・国内移転に許可が要ります。品目の分類と仕向地で許可不要と読めた取引でも、相手が載っていれば結論が変わります。

要件と方針はエントリごとです。許可要件も、許可例外が使えるかも、申請が出たときの審査方針も、掲載のエントリごとに定められます。一律の扱いではありません。

50パーセントの所有の規則があります。掲載された者が単独または合計で50パーセント以上を直接または間接に所有する外国の法人にも、同じ制限が及びます。複数の名簿の掲載者に所有されている場合は、最も厳しい扱いが適用されます。

3. 外国ユーザーリストとの重なり

日本の外国ユーザーリストと同じく、相手の側から規制を掛ける層です。ただし日本の側は懸念の確認を促す手がかりであるのに対し、エンティティリストは許可要件そのものを立てます。外国直接製品ルールの中にも、掲載者のうち特定の脚注が付いた相手へ向かう取引を捕まえる則が置かれています。

試験で問われること

STC Advanced

  • 許可要件・許可例外の可否・審査方針は、掲載のエントリごとに定められること
  • 掲載者が50パーセント以上を所有する外国法人にも同じ制限が及び、複数なら最も厳しい扱いになること
  • 品目の分類と仕向地で許可不要と読めても、相手が載っていれば結論が変わること
  • 品目の判定で結論が出ると考える記述が誤りとして出ます。相手の確認は、品目の判定と独立に結論を動かします。掲載者が関わる取引では許可例外も原則として使えず、EAR99 の品目まで許可が要りえます。

最終更新日: 2026/09/23