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安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)

STC Advanced

いーえーあーるきゅうじゅうきゅう

EAR99

EAR99 Classification

米国輸出管理規則の対象でありながら、商務省規制品目リストのどの番号にも当たらない品目に付く分類です。対象外という意味ではありません。

詳しい説明

1. 定義

EAR99とは、米国輸出管理規則の対象でありながら、商務省規制品目リストのどの番号にも当たらない品目に付く分類のことです。15 CFR §734.3(c) が、参照と分類のしやすさのためにこう designate すると書いています。

2. EAR の対象外との違い

EAR99 は対象の中の分類で、対象外ではありません。対象かどうかを決めるのは §734.3(a) と (b) で、そこで対象と決まった品目のうち、リストに載っていないものが EAR99 になります。対象外なら、リスト規制も用途規制も仕向地規制も一切掛かりません。EAR99 は、そのどれもが掛かりうる位置にあります。

具体的にどこで効くかが違います。用途規制の3つの条文は、リストの該非と独立に掛かるため、EAR99 の品目にも及びます。仕向地規制でも、北朝鮮やシリアでは EAR99 の食料・医薬品を除くすべてに許可が要ります。相手がエンティティリストに載っていれば、EAR99 でも許可が要りえます。

3. どうやって EAR99 に行き着くか

品目のリスト上の番号を特定する作業を先に行い、どの番号にも当たらなかった結果として EAR99 に落ちます。はじめから EAR99 と決めてよい品目があるわけではありません。なお、暫定的にリスト規制を掛ける品目は 0Y521 の系列に分類され、番号を新設するか EAR99 にするかの判断が済むまでその状態に置かれます。

試験で問われること

STC Advanced

  • EAR99 は対象の中の分類であり、EAR の対象外ではないこと
  • 用途規制はリストの該非と独立に掛かるため、EAR99 の品目にも及ぶこと
  • 北朝鮮やシリアでは、EAR99 の食料・医薬品を除くすべてに許可が要ること
  • EAR99 を「規制対象外」と読み替える記述が誤答の定番です。緩い受け皿ではありますが対象の中であり、行き先と相手と用途によっては許可が要ります。

最終更新日: 2026/09/23