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安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)

STC Advanced

べいこくゆしゅつかんりきそく

米国輸出管理規則

EAR

Export Administration Regulations

米国商務省が運用する、米国の貨物・技術の輸出管理規則です。略称EAR。米国原産の貨物だけでなく、米国製品を組み込んだ外国製品にも域外適用される再輸出規制が特徴です。

詳しい説明

1. 定義

米国輸出管理規則(Export Administration Regulations、略称EAR)は、米国商務省の産業・安全保障局(BIS)が所管する、貨物・ソフトウェア・技術の輸出・再輸出・国内移転を規制する米国の連邦規則です。輸出管理改革法(ECRA・2018年制定)を根拠法とします。

2. 制度・考え方の内訳

EARの規制対象は米国原産の品目にとどまりません。米国原産の部品・技術を組み込んだ外国製品でも、組込比率がデミニミス・ルール(de minimis rule)の基準値を超える場合や、米国原産の技術・ソースコードを開示する場合(みなし再輸出)には、EARの規制対象になります。この域外適用(米国外の取引にも及ぶ規制)が、日本の外為法にはない大きな特徴です。

4. 紛らわしい制度・語との違い

日本の外為法との違いは、外為法が日本国内から行う輸出等を規制するのに対し、EARは米国原産の品目であれば、米国外で行われる取引(第三国から第三国への再輸出等)にも及ぶ点です。

5. 身近な例

日本企業が、米国製部品を組み込んだ自社製品を第三国へ輸出する場合、その組込比率によってはEARの再輸出規制の対象になることがあります。

試験で問われること

STC Advanced

  • 米国原産貨物や再輸出規制の適用範囲が問われます。
  • EAR99などのEAR特有の分類が問われます。
  • 米国製品を扱う場合の輸出管理上の注意点が問われます。
  • EARの域外適用の考え方(デミニミス・ルール・みなし再輸出)、日本の外為法との規制対象の違いが頻出論点です。

最終更新日: 2026/09/14