ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)
2級
せいさんせいぶんせき
生産性分析
Productivity Analysis
従業員や設備といった投入に対して、どれだけの付加価値を生んだかを測る分析です。
詳しい説明
1. 付加価値
生産性分析の中心にあるのは付加価値です。付加価値は、会社が外部から買ってきたものに、自社が新たに付け加えた価値をいいます。売上高から材料費や外注費などの外部購入価値を差し引いて求める方法と、人件費・賃借料・金融費用・税金・利益を積み上げて求める方法があります。
2. 主な指標
労働生産性は、従業員1人あたりの付加価値です。この会社の人がどれだけの価値を生んでいるかを表し、生産性分析の中心の指標になります。労働分配率は、生み出した付加価値のうちどれだけが人件費として分配されたかを表します。高すぎれば会社に利益が残らず、低すぎれば従業員の処遇が薄いことになります。
3. 何のために見るか
収益性が結果を見るのに対し、生産性はその源を見ます。労働生産性が下がっているのに人件費を維持していれば、労働分配率が上がって利益が圧迫されます。中小法人の資金計画や事業承継を考えるとき、人の面から会社の力を測る視点として使われます。
試験で問われること
FP技能検定2級
- 付加価値が、外部から買ったものに自社が新たに付け加えた価値である点が問われます。
- 労働生産性が従業員1人あたりの付加価値であり、生産性分析の中心の指標である点が問われます。
- 労働分配率が付加価値のうち人件費に分配された割合を表す点が問われます。
最終更新日: 2026/09/23