ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)
2級
けっさんしょのぶんせき
決算書の分析
Analysis of Financial Statements
決算書の数値を比率などの指標に直し、会社の収益力・支払能力・成長の度合いを測ることです。
詳しい説明
1. なぜ比率にするか
決算書の金額をそのまま見ても、会社の良し悪しは分かりません。利益1億円は、売上100億円の会社では小さく、売上5億円の会社では大きい額です。比率に直すことで、規模の違う会社どうしを比べたり、同じ会社の年ごとの変化を追ったりできるようになります。
2. 5つの視点
収益性分析は、投じた資本や売上に対してどれだけ利益を生んだかを見ます。安全性分析は、支払いに詰まらないか、財務の基盤が厚いかを見ます。生産性分析は、人や設備がどれだけ付加価値を生んだかを見ます。成長性分析は、売上や利益がどう伸びているかを見ます。資金使途分析は、調達した資金が何に使われたかを見ます。
3. 比べ方
同じ会社の過去の数値と比べる方法と、同じ業種の他社や業界の平均と比べる方法があります。業種が違えば適正な水準も違うため、業種をそろえずに比べても意味がありません。1つの指標だけで判断せず、複数の視点を組み合わせて見ることが基本です。
試験で問われること
FP技能検定2級
- 金額を比率に直すことで、規模の違う会社や年ごとの変化を比べられる点が問われます。
- 収益性・安全性・生産性・成長性・資金使途という5つの視点の区別が問われます。
- 業種が違えば適正な水準も違うため、業種をそろえて比べる必要がある点が問われます。
最終更新日: 2026/09/23