ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)
2級
しきんしとぶんせき
資金使途分析
Analysis of Use of Funds
一定期間に資金をどこから調達し、何に使ったかを対比して読み取る分析です。
詳しい説明
1. 何を見るか
資金使途分析は、2期の貸借対照表を比べて、資金がどこから増え、どこへ使われたかを対比する分析です。負債や純資産の増加、資産の減少は資金の調達です。資産の増加、負債の減少は資金の使途です。この対比を表にしたものを資金運用表といいます。
2. 期間の対応
最も大切な視点は、調達した資金の性質と使途の性質が合っているかです。長く寝る設備投資を短期の借入れでまかなえば、借換えのたびに資金繰りが不安定になります。逆に、短期で回収できる仕入資金を長期の借入れでまかなえば、必要以上に利息を払うことになります。短い資金は短い使途へ、長い資金は長い使途へが原則です。
3. 融資の場面で
金融機関が融資を判断するときも、資金使途は中心の論点です。運転資金なのか設備資金なのか、既存の借入れの返済に充てるのかによって、貸す期間も条件も変わります。何に使うかを説明できない借入れは、返済の見通しも説明できないからです。
試験で問われること
FP技能検定2級
- 負債や純資産の増加と資産の減少が資金の調達、資産の増加と負債の減少が資金の使途である点が問われます。
- 調達した資金の期間と使途の期間を合わせるという原則が問われます。
- 金融機関の融資判断でも資金使途が中心の論点になる点が問われます。
最終更新日: 2026/09/23