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ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)

2級

しゅうえきせいぶんせき

収益性分析

Profitability Analysis

投じた資本や売上に対してどれだけ利益を生んだかを測る分析で、資本利益率が中心です。

詳しい説明

1. 2つの見方

収益性は、資本に対する見方と売上に対する見方の2つで測ります。資本に対する見方の代表が総資本利益率で、会社が持つすべての資本を使ってどれだけ利益を生んだかを表します。自己資本利益率は、株主が出した資本に対する利益の割合で、株主の視点から見た収益性です。売上に対する見方の代表が売上高利益率で、売上のうちどれだけが利益として残ったかを表します。

2. 分解して読む

総資本利益率は、売上高利益率と総資本回転率の積に分解できます。売上高利益率は1回の売上でどれだけ儲かるか、総資本回転率は資本を1年で何回転させたかを表します。同じ総資本利益率でも、利幅が厚いのか、回転が速いのかで、事業の性格はまったく違います。百貨店と卸売業を比べると、この違いがはっきり表れます。

3. 使うときの注意

分子の利益をどの段階の利益にするかで、意味が変わります。本業の力を見るなら営業利益、経常的な実力を見るなら経常利益を使います。特別損益を含む当期純利益で比べると、一時的な要因に振り回されます。

試験で問われること

FP技能検定2級

  • 資本に対する収益性と売上に対する収益性という2つの見方の区別が問われます。
  • 総資本利益率が売上高利益率と総資本回転率の積に分解できる点が問われます。
  • 分子にどの段階の利益を使うかで意味が変わる点が問われます。

最終更新日: 2026/09/23