ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)
2級
せいちょうせいぶんせき
成長性分析
Growth Analysis
売上や利益、資産がどれだけ伸びているかを、複数の期を並べて測る分析です。
詳しい説明
1. 主な指標
売上高増加率は、前期の売上高に対する当期の増加分の割合です。経常利益増加率は同じ計算を経常利益で行います。総資産増加率は、会社の規模がどれだけ拡大したかを表します。いずれも複数の期を並べてこそ意味を持ちます。
2. 組み合わせて読む
売上高が伸びていても経常利益が伸びていなければ、値引きによって売上を作っているか、費用が膨らんでいる可能性があります。逆に売上が横ばいでも利益が伸びていれば、採算の改善が進んでいます。売上・利益・資産の3つの伸びを見比べることで、伸び方の質が分かります。
3. 注意する点
売上高の伸びが総資産の伸びを大きく下回っていれば、資産を増やしたわりに売上に結び付いていないことになります。急な伸びは資金の不足を招くこともあります。売上が伸びるほど仕入れや人件費の支払いが先に立つためです。成長は安全性を損なうことがあるという視点を、資金計画では併せて持ちます。
試験で問われること
FP技能検定2級
- 売上高増加率・経常利益増加率・総資産増加率といった指標を複数期で並べて見る点が問われます。
- 売上が伸びても利益が伸びていなければ値引きや費用の膨張が疑われる点が問われます。
- 急な成長が資金の不足を招くことがあり、安全性と併せて見る必要がある点が問われます。
最終更新日: 2026/09/23