ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)
2級
にじゅうつうかだてさい
二重通貨建債
デュアルカレンシー債
Dual Currency Bond
別称: デュアルカレンシー債
払込みと利払いを円で行い、償還を外貨で行う債券で、償還時に為替リスクを負います。
詳しい説明
1. 仕組み
二重通貨建債は、払込みと利払いを円で行い、償還だけを外貨で行う債券です。同じ期間の円建て債券より高い利率が付くのが通常で、その高さは償還時に為替リスクを負うことの対価です。
2. どこにリスクがあるか
利払いは円で受け取れるため、期間中の受取額は為替に左右されません。リスクは償還のときに現れます。償還される外貨を円に換算した額が、払い込んだ円の額を下回れば、元本割れになります。円高が進むほど不利になり、円安が進むほど有利になります。
3. 逆二重通貨建債との違い
逆二重通貨建債は、払込みと償還が円で、利払いが外貨で行われます。リスクを負う場所が逆です。二重通貨建債は償還額が為替で動き、逆二重通貨建債は受け取る利息の額が為替で動きます。元本の円額が確定するのは逆二重通貨建債のほうです。名前が似ているため、どちらが償還を外貨で行うかを取り違えないようにします。
試験で問われること
FP技能検定2級
- 払込みと利払いが円、償還が外貨という組合せである点が問われます。
- 為替リスクが償還のときに現れ、円高が進むと元本割れになりうる点が問われます。
- 逆二重通貨建債とは、外貨で行われる部分が償還か利払いかで逆になる点が問われます。
最終更新日: 2026/09/23