とくべつじゅえきときよぶん
特別受益と寄与分
相続で生じる不公平を是正する調整制度です。特別受益は生前贈与等を受けた相続人の取り分を減らし、寄与分は被相続人の財産維持に貢献した相続人の取り分を増やします。
詳しい説明
遺産分割における不公平を是正するための制度です。特別受益は、特定の相続人が生前に贈与を受けていた場合に、その分を遺産に加算して相続分を減らす調整です。一方、寄与分は、特定の相続人が被相続人の財産維持や増加に貢献した場合、その分を遺産から控除して相続分を増やす調整です。ファイナンシャル・プランニング技能検定では、計算式の仕組みや、どのような行為が特別受益や寄与分に該当するかが問われます。たとえば、長男が結婚資金として生前に多額の援助を受けていた場合、遺産分割ではその額を考慮して長男の取り分を減らすことで、他の兄弟とのバランスを取ります。
試験で問われること
ファイナンシャル・プランニング技能検定
- 特別受益は持ち戻し計算により相続分を減らす方向で調整することを理解する。
- 寄与分は相続人の貢献を評価し、相続分を増やす方向で調整することを押さえる。
- 遺産分割協議において、これらの要素が話し合いの争点になりやすいことを把握する。