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さんぷずぎょうれつ

散布図行列

データセット内の複数の変数ペアについて、散布図を一括して一覧表示する行列状のグラフです。

詳しい説明

散布図行列とは、データセット内の複数の変数の組み合わせについて、すべてのペアの散布図を一覧表示した行列形式のグラフです。変数の数が多い場合に、各変数間がどのような関係にあるかを一度の視覚化で網羅的に把握するために用いられます。

変数が3つ以上ある場合、通常の散布図を一つずつ作成していては非効率です。散布図行列は、対角線上にヒストグラムを配置し、それ以外のセルに変数間の散布図を配置することで、多変量解析の前段階として、データの構造や相互関係を効率的に探索することを可能にします。

試験では、多変量解析における「探索的データ分析」の手段として問われます。変数の数が増えると行列のサイズも大きくなり、可視化のコストが上がるため、主要な変数に絞って活用する判断力が求められます。また、主成分分析を行う前の変数選択の根拠としても重要です。

試験で問われること

ITパスポート試験

  • 多くの変数があるデータセットで、変数同士の関係を網羅的に把握する手法である。
  • 散布図の集合体であるため、行列の各マス目が変数ペアごとの相関を表すことを理解する。
  • 個別の散布図を並べるよりも、全体的な傾向把握に適していることを押さえる。

基本情報技術者試験

  • 多変量解析の前処理として、変数間の強い相関や多重共線性を見抜くためのツールである。
  • 主成分分析などで次元削減を行う前に、変数を削減・選別する判断材料として活用する。
  • 変数の数が増加した際のグラフの視認性の限界と、実用的な分析の適用範囲を理解する。