ろーみんぐ
ローミング
Roaming
契約している通信事業者のサービスエリア外であっても、提携している他事業者のネットワーク設備を利用して通信を継続できる仕組みです。
詳しい説明
ローミングとは、通信サービスの契約者が、自社の通信事業者(キャリア)が直接提供するサービスエリアの外にいる場合でも、提携関係にある他社のネットワーク設備を利用して通信を継続できる仕組みです。モバイル通信の海外利用や、地方での接続でよく利用されます。ユーザーは特別な設定を意識することなく、普段通りにスマートフォンで通信や通話ができるようになります。
仕組みとしては、事業者のバックエンドで契約情報が認証され、提携先ネットワークを経由してデータが送受信されます。サービスエリアの拡大を自社単独で投資して行うのは難しいため、相互にネットワークを相互利用(ローミング協定)することで、全国あるいは世界規模の接続性を担保しています。最近では無線LAN(Wi-Fi)スポットでも、認証連携によるローミングが普及しており、どこでも簡単にネットに繋がる環境を支えています。
試験においては、ネットワークの広域性を支えるインフラ技術として問われます。契約している事業者と、実際に通信する事業者が異なる仕組みである点を理解することが重要です。また、これに伴う通信料金の仕組みや、通信事業者間の認証連携が、ネットワークアーキテクチャの知識として問われることがあります。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 自社の通信圏外でも提携先の設備を使って通信を継続できる仕組みであることを押さえます。
- 海外旅行などでスマホをそのまま使えるのもこの仕組みのおかげであることを理解します。
基本情報技術者試験
- 通信事業者間の認証連携や、ネットワークのバックエンド処理の概要が問われます。
- サービスエリア拡大のためのインフラ協調戦略として位置づけられます。