りすくべーすにんしょう
リスクベース認証
アクセス元や行動履歴からリスクを判定し、高い場合のみ追加認証を求める手法です。
詳しい説明
ログイン時の状況であるIPアドレスや端末の種類、行動履歴などを分析し、リスクが高いと判断された場合にのみ追加認証を求める認証方式です。従来のIDとパスワードのみの認証と比較して、利便性を維持しつつセキュリティ強度を高められる点が大きな特徴です。
システムは常にユーザーのログイン状況を監視しています。普段と異なる国からのアクセスや深夜のログイン、新しい端末の使用といった、ユーザーの普段の振る舞いとは異なる行動を検知した際に、本人確認のための追加認証を要求します。これにより、万が一パスワードが流出しても、正当なユーザー以外のアクセスを効果的に防ぐことができます。
ITパスポート試験や基本情報技術者試験では、この仕組みがセキュリティを補完するものであると理解しておくことが重要です。すべての通信に対して常に強力な認証をかけると利便性が著しく低下しますが、リスクベース認証なら必要な時だけ手間をかけるため、効率的でバランスの取れた運用が可能です。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 利便性とセキュリティを両立させる手法として出題されます。
- パスワード漏洩時の対策として有効であることが問われます。
- 一律の認証ではなく状況に応じて変化することがポイントです。
基本情報技術者試験
- アクセスログや振る舞い検知の仕組みとして問われます。
- 二要素認証への移行段階として整理されることがあります。
- 攻撃者のなりすましに対する防御策として評価されます。