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しゅうぜんひきあてきんもどいれ

修繕引当金戻入

設定済みの修繕引当金が過剰であると判明した際、その余剰分を取り崩して計上する収益科目です。引当金の過大計上を修正し、当期の利益として認識します。

詳しい説明

1. 定義

修繕引当金戻入は、過去に設定した修繕引当金の残高が、実際に必要となった修繕費用に比べて過大であったと判明したときに、その過剰分を取り崩して収益として計上する勘定科目です。

2. 制度・考え方の内訳

引当金の設定額はあくまで見積りであるため、実際の修繕が予定より少額で済んだ場合や、予定していた修繕が行われなかった場合には、期末や修繕完了時に残った引当金残高を戻し入れ、修繕引当金戻入(収益)として計上します。

3. 日商簿記検定での視点

引当金残高と実際の修繕費用との差額の計算、戻入の仕訳(借方:修繕引当金、貸方:修繕引当金戻入)が頻出論点です。

4. 紛らわしい制度・語との違い

修繕引当金繰入との違いは、引当金を増やす(費用計上)か、過大な分を取り崩す(収益計上)かです。

5. 身近な例

予定していた大規模修繕を延期・中止した場合に、積み立てていた修繕引当金の一部を取り崩して利益に戻す処理に使われます。

試験で問われること

日商簿記検定

  • 収益に区分される点が問われます。
  • 引当金の取り崩しによる利益計上の仕訳が問われます。
  • 引当金の額が実績を上回った場合の調整処理であることが問われます。