そうたいごさ
相対誤差
Relative Error
絶対誤差を真の値で除したもので、誤差が真の値に対してどの程度の割合かを示す指標です。値の大きさに依存せず精度を相対的に評価できるため、誤差解析において重要です。
詳しい説明
1. 定義
相対誤差は、絶対誤差を真の値で割った値で、誤差が真の値に対してどの程度の割合を占めるかを示す指標です(DOM-1302(基本情報技術者試験シラバス Ver.9.2)テクノロジ系 大分類1 基礎理論 2.応用数学(3)数値解析、用語例「相対誤差」)。
2. 計算式とその意味
相対誤差=絶対誤差/真の値=|近似値-真の値|/真の値で求めます。比率(無単位、または%)で表されるため、値の大きさが異なる数値同士でも精度を比較できます。
3. 計算例
真の値が100で近似値が98の場合、絶対誤差2を真の値100で割ると相対誤差は2/100=0.02(2%)です。真の値が10000で近似値が9998の場合、絶対誤差は同じ2ですが、相対誤差は2/10000=0.0002(0.02%)となり、精度がはるかに高いことが分かります。
4. 検定試験での視点
絶対誤差を真の値で割った比率であるという定義、値の大きさに関わらず精度を比較できる点が問われます。
5. 紛らわしい制度・語との違い
絶対誤差との違いは表し方です。絶対誤差が差をそのままの単位で表すのに対し、相対誤差は真の値に対する比率で表すため、桁数の異なる数値同士の精度を公平に比較できます。
試験で問われること
基本情報技術者試験
- 絶対誤差を真の値で割った比率であることが問われます。
- 絶対誤差との違い(比率であること)が問われます。
- 精度の比較に有効であることが問われます。