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ぱーと

PERT

Program Evaluation and Review Technique

プロジェクトの工程を網羅して作業の順序や所要時間を整理し、効率的な完了を目指す日程計画手法です。作業間の依存関係を可視化し、最も時間がかかるクリティカルパスを特定します。

詳しい説明

1. 定義

PERTは、プロジェクトの作業工程をネットワーク図(アローダイアグラム)として描き、各作業の順序や所要時間、依存関係を管理する手法です。プロジェクトを最短期間で完了させるための道筋を分析するために使われます。

2. 仕組みと種類

PERTは、アローダイアグラムを用いて各タスクを繋ぎます。この図において、最も所要時間が長く、プロジェクト全体の最短完了期間を決定する経路を「クリティカルパス」と呼びます。ここが遅れるとプロジェクト全体が遅延するため、重点的な管理対象となります。手法としては、過去の経験値から見積もる手法や、楽観値・悲観値・最頻値の3点見積もりを用いて期待値を算出する仕組みがあります。

3. 紛らわしい語との違い

ガントチャートは作業の進捗を横棒グラフで管理する手法で、PERTは順序や依存関係を重視するネットワーク管理手法です。WBSは作業を分解して洗い出すための構成図であり、PERTの作成前段階として必要です。

4. 身近な例

料理の準備が代表的です。野菜を切る、お湯を沸かす、肉を焼くというタスクがあるとき、どの順番で行えば最も早く食事ができるかを考えるのがPERTの考え方です。

試験で問われること

ITパスポート試験

  • クリティカルパスがプロジェクト全体の期間を決めることを理解する
  • PERTはスケジュール管理手法の一つであること
  • 図を見てどの工程が最も重要か判断する

基本情報技術者試験

  • クリティカルパス上の作業には余裕時間がないことを押さえる
  • アローダイアグラムにおける結合点や依存関係の理解
  • 余裕時間(スラック)の計算問題対策