だいさんしゃちゅうけい
第三者中継(オープンリレー)
別称: オープンリレー
メールサーバーの設定不備により、許可されていない第三者のメールを勝手に外部へ中継してしまう状態のことです。
詳しい説明
第三者中継とは、メールサーバーの設定不備により、許可されていない第三者からのメールを勝手に中継して外部へ送信してしまう状態のことです。オープンリレーとも呼ばれます。
仕組みとしては、メールサーバーが本来の正規利用者のメールだけでなく、認証なしに誰からのメールでも送信を受け付けてしまう設定になっている場合に発生します。攻撃者はこれを利用して、大量の迷惑メールやフィッシングメールを送信する「踏み台」として悪用します。結果として、サーバーがブラックリストに登録され、正規のメールまで届かなくなる恐れがあります。
試験では、セキュリティ対策の文脈で必須知識です。ITパスポート試験や基本情報技術者試験では、電子メールの脅威として頻出します。対策は、SMTP認証(SMTP-AUTH)を導入し、認証された正規ユーザーのみがメールを送信できるようにすることです。設定不備が招くリスクとして、必ず押さえておくべき項目です。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 迷惑メールや詐欺メールの踏み台にされるリスクが問われます。
- 電子メールを悪用した脅威の具体例として問われます。
基本情報技術者試験
- SMTPの仕組みと関連づけ、認証なしの中継がなぜ危険かが問われます。
- SMTP-AUTHによる対策が、オープンリレーを防ぐための有効な手段として問われます。