かていのひとにたいするそんがいほけんせっけい
家庭の人に対する損害保険設計
家族の死亡やケガといった人身リスクに対し、傷害保険などを活用して経済的損失に備える設計です。過剰な保険加入を避けつつ、事故時の治療費や補償を確保して家計の安定を図ります。
詳しい説明
1. 定義
家族の死亡・けが・入院といった人身に関するリスクに備え、傷害保険を中心に保険を組み合わせる保険設計の考え方です。
2. 制度・考え方の内訳
傷害保険は、急激かつ偶然な外来の事故によるけがを補償する保険で、事故によるけがの治療費(入院・通院給付金)、後遺障害を負った場合の給付金、死亡した場合の死亡保険金などが支払われます。病気は補償の対象外である点が生命保険との大きな違いです。家族全員を被保険者とする家族傷害保険や、日常生活の様々な事故を包括的に補償する普通傷害保険などの商品があり、家族構成や生活スタイルに応じて選択します。生命保険と役割が重なる部分があるため、過剰な保障とならないよう組み合わせを検討します。
3. 検定試験での視点
傷害保険の補償範囲(死亡・後遺障害・入院・通院、ただし病気は対象外)と、生命保険との役割の違いが頻出です。家族傷害保険など家族単位で契約する商品の特徴も問われます。
4. 紛らわしい制度・語との違い
生命保険は病気による死亡・高度障害も含めて幅広くカバーするのに対し、傷害保険は急激かつ偶然な外来の事故によるけがに限定される点で異なります。家庭の人に対する損害保険設計は、この傷害保険を軸に生命保険を補完する形で組み立てます。
5. 身近な例
子どもがスポーツ中のけがで通院した場合に、加入していた家族傷害保険から通院給付金を受け取る、という場面で使われます。
試験で問われること
ファイナンシャル・プランニング技能検定
- 傷害保険の補償範囲(死亡・後遺障害・入院・通院)を理解すること。
- 家族特約の適用範囲や対象となる損害の範囲を正しく把握すること。
- 生命保険との役割の違いや重複による過剰保障に注意すること。