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ざつえき

雑益

他のどの勘定科目にも当てはまらない少額の収益や、原因不明の現金過剰分を処理する収益の科目です。

詳しい説明

雑益は、企業の営業活動から生じる収益のうち、他のどの勘定科目にも当てはまらず、金額としても重要性が低い少額の収益を処理するために用いる勘定科目です。営業外収益に分類され、雑収入とも呼ばれます。3級で特に頻出するのは、決算時に原因不明のまま残った現金過不足を精算する場面です。

現金の帳簿残高と実際有高がずれたときは、いったん現金過不足という仮の勘定で受け止めます。決算日を迎えても原因が判明せず、実際有高のほうが帳簿残高より多い状態(現金過不足勘定の貸方残高)が残っていた場合は、その残高を雑益に振り替えて締めくくります。たとえば、現金過不足勘定に貸方残高2,000円が残っていた場合は、借方に現金過不足2,000円、貸方に雑益2,000円と仕訳します。反対に、実際有高が少ない場合(借方残高)は雑損という費用へ振り替える点が対になります。

試験で問われること

日商簿記検定

  • 決算まで原因が判明しなかった現金過不足のうち、実際有高が多い分を雑益へ振り替える仕訳が問われます。
  • 実際有高が少ない場合に振り替える雑損との使い分けが問われます。
  • 重要性の高い収益には雑益ではなく該当する勘定科目を使うべきという原則が問われます。