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こていしさんあっしゅくそん

固定資産圧縮損

圧縮記帳において、固定資産の帳簿価額を減額する際に計上する費用科目です。直接減額方式をとる場合、国庫補助金受贈益などの収益計上とセットで記録され、資産の帳簿価額を圧縮します。

詳しい説明

1. 定義

固定資産圧縮損は、圧縮記帳(直接減額方式)において、国庫補助金受贈益に対応する額だけ固定資産の帳簿価額を減額するために計上する費用の勘定科目です。

2. 制度・考え方の内訳

固定資産圧縮損を計上すると同時に、対応する固定資産(建物・機械装置など)の帳簿価額を同額だけ減額します。これにより、その資産の取得原価は「実際の支払額」ではなく「補助金相当額を控除した後の金額」となり、以後の減価償却費もこの減額後の金額をもとに計算されます。

3. 日商簿記検定での視点

圧縮記帳の仕訳(固定資産圧縮損/固定資産)、圧縮後の帳簿価額にもとづく減価償却費の計算が頻出論点です。

4. 紛らわしい制度・語との違い

国庫補助金受贈益との違いは、費用科目か収益科目かです。両者は通常同額で計上され、損益への影響を相殺します。

5. 身近な例

100万円の補助金を受けて機械を導入した場合、その機械の取得原価から100万円を差し引くために固定資産圧縮損100万円を計上します。

試験で問われること

日商簿記検定

  • 圧縮記帳の直接減額方式で費用として計上される点が問われます。
  • 国庫補助金受贈益とのセットでの仕訳が問われます。
  • 費用科目であるという分類が問われます。