本文へ移動

びひん

備品

Fixtures = 備品

業務で使用するパソコンや事務机など、長期間繰り返し使用する備え付けの器具を処理する有形固定資産の勘定科目です。取得原価で計上し、減価償却で費用配分します。

詳しい説明

業務で使用するパソコンや事務机、応接セットなど、1年以上にわたって繰り返し使用する備え付けの器具を処理する有形固定資産の勘定科目です。短期間で消費される消耗品費とは異なり、長期間使用する高額な設備を資産として計上し、耐用年数に応じて減価償却によって費用配分します。

たとえば、事務用パソコンを300,000円で購入し、代金は翌月末払いとした場合、商品以外の後払いにあたるため、借方に備品300,000円、貸方に未払金300,000円を計上します。このパソコンを当期の10月1日に取得し、決算日である3月31日を迎えたときは、耐用年数5年・残存価額ゼロ・定額法として、1年分の減価償却費300,000円を5年で割った60,000円のうち、10月から3月までの6か月分にあたる30,000円を減価償却費として計上し、貸方は備品減価償却累計額とします。

備品として資産計上するか、消耗品費として購入時に費用処理するかは、使用期間や金額の基準から判断します。後払いで購入した際の相手科目は、商品仕入のときの買掛金ではなく未払金になる点にも注意が必要です。

試験で問われること

日商簿記検定

  • 期中に取得した備品は、取得月から決算月までの月数で年額の減価償却費を月割り計算する点が問われます。
  • 後払いで備品を購入した場合の相手科目は、買掛金ではなく未払金になる点が問われます。
  • 長期間使用する高額な設備か、短期間で消費する消耗品かの判定基準が問われます。