こていひ
固定費
事業の売上高や生産量の増減に関わらず、一定期間ごとに必ず発生するコストのことです。
詳しい説明
固定費とは、売上や生産量が増減しても、変化せずに一定期間ごとに必ず発生する費用のことです。企業の事業活動を継続するために、売上の有無に関わらず支払わなければならないコストを指します。具体的には、工場の賃借料、従業員の給与、減価償却費、保険料などがこれに該当します。
事業を運営するためには、この固定費を回収した上で、さらに利益を出さなければなりません。固定費はいくら売上を上げても金額が変わらないため、損益分岐点分析において非常に重要な要素となります。売上が低迷していても固定費は変わらないため、企業の経営リスクを直接的に左右する数字として経営管理の要となります。
試験では、変動費との違いと、損益分岐点の計算式で頻出します。損益分岐点とは、売上高が固定費と変動費の合計(総費用)と等しくなり、利益がゼロになる売上高のことです。計算問題を解く際、固定費と変動費を混同しないようにし、固定費を回収するために最低限必要な売上高を求める考え方をしっかりと身につける必要があります。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 固定費と変動費の定義の違いを理解する。
- 損益分岐点において、固定費をカバーする必要があるという考え方を覚える。
- 固定費の具体例(賃料、人件費など)を識別する。
基本情報技術者試験
- 損益分岐点売上高の計算式(固定費÷限界利益率)を使いこなす。
- 変動費率が変化した時の利益への影響を分析できる。
- CVP分析において固定費の重要性を認識する。