かりかた
借方
仕訳や勘定記入で左側にあたる区分です。資産の増加や費用の発生などを記録します。
詳しい説明
複式簿記において、取引を記録するための左側の位置を指す用語です。仕訳や総勘定元帳のT字勘定では、必ず左右に分けて金額を記入し、左側を借方、右側を貸方と呼びます。
借方に記録される取引の要素は、資産の増加、費用の発生、負債の減少、純資産の減少の4つです。たとえば、現金という資産が増えたときは借方に記入し、逆に現金が減ったときは貸方に記入します。給料や家賃を支払って費用が発生したときも借方に記入します。
このように、資産と費用は増えたときに借方、負債・純資産は減ったときに借方という組み合わせを押さえておくと、取引ごとにどちらへ記入するかを迷わず判断できます。左側という位置だけを機械的に覚えるのではなく、なぜその要素が借方に来るのかという増減の仕組みを理解することが大切です。
試験で問われること
日商簿記検定
- 取引ごとに、借方へ記入すべき要素かどうかを瞬時に判断できるかが問われます。
- 借方と貸方を取り違えた誤った仕訳を見抜く力が問われます。
- 資産の増加・費用の発生など、借方に来る4つの要素の理解が問われます。