しさん
資産
企業が事業活動のために保有する、経済的価値を持つ財産や権利の総称です。貸借対照表の左側に記載され、流動資産と固定資産に分類されます。
詳しい説明
資産とは、企業が事業活動のために保有している、経済的価値のある財産や権利の総称です。現金や預金などの金融資産だけでなく、建物や機械といった有形固定資産、さらにはソフトウェアや特許権といった無形資産も含まれます。これらをいかに効率よく運用して利益を生み出すかが経営の鍵となります。
貸借対照表の左側に記載され、その企業が資金をどのように運用しているかを表します。現金化しやすい流動資産と、長期間保有して使用する固定資産に大別されます。また、IT業界では情報システムそのものやデータベース、顧客リストも重要な経営資産として認識されており、これらの保全や活用が企業の競争力を左右します。
試験では、貸借対照表の構造における資産の位置づけが重要です。混同しやすいのは「費用」との違いです。資産は将来的に収益を生むものとして企業に残りますが、費用はその期間で消費されるものです。試験では、購入した備品がいつ費用として計上されるか、あるいは資産として計上されるかといった会計処理の考え方が問われることがあります。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 資産が貸借対照表の左側に記載されることを理解する。
- 流動資産と固定資産の分類基準(現金化の容易さ)を把握する。
- IT資産(ソフトウェア等)も資産に含まれることを認識する。
基本情報技術者試験
- 固定資産の減価償却の考え方を理解する。
- 繰延資産や無形固定資産など、物理的な形がない資産を把握する。
- 資産の運用効率を示す指標(総資産回転率など)を説明できる。