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くりてぃかるぱすぶんせき

クリティカルパス分析

プロジェクト管理において、開始から終了までの経路で最も時間がかかるものを見極める手法です。

詳しい説明

1. 定義

クリティカルパス分析とは、プロジェクト管理において、開始から終了までの経路の中で、最も時間がかかる経路を特定し、全体の工期を管理する手法です。この経路上の作業が一つでも遅れると、プロジェクト全体の完了も遅延します。

2. 仕組みと種類

全ての工程をアローダイアグラムなどで可視化し、作業の依存関係を整理した上で、最短の工程時間を算出します。余裕時間がない作業のつながりがクリティカルパスとなります。このパス上の作業は、遅れが即座に納期に影響するため、重点的な管理対象となります。

逆に、クリティカルパス以外の作業には余裕時間がある場合があります。これらは多少の遅れならプロジェクト全体に影響しません。管理者は、限られたリソースをどこに集中させるべきかを判断するために、この分析を活用します。

3. 試験ごとの視点

基本情報技術者試験のプロジェクトマネジメント分野で非常に頻出です。アローダイアグラムの読み方と共に理解が必要です。全体の納期を守るためには、余裕がある作業よりも、クリティカルパス上の作業を何よりも優先して進捗管理する必要があることがポイントです。

4. 紛らわしい語との違い

余裕時間(フローティングタイム)と混同しないよう注意します。クリティカルパス上の作業には、余裕時間がありません。逆に、クリティカルパス以外の作業は余裕時間を持っていることが多く、その余裕を使ってリソースを調整することも可能です。

5. 身近な例

料理の準備で例えると、カレーの材料を切る、煮込む、ご飯を炊くという工程があります。煮込み時間が最も長い経路がクリティカルパスです。煮込みの間に材料を切っておけば全体の時間は増えませんが、煮込みが遅れれば夕食の時間は確実に遅れます。

試験で問われること

基本情報技術者試験

  • クリティカルパス上の作業は、遅延が即座に全体の遅延に繋がる。
  • 余裕時間を持たない作業の経路を特定することが管理の要となる。
  • プロジェクトマネジメントでは、クリティカルパス以外の作業の遅れが必ずしも全体の遅れになるとは限らない。