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しんようりすくとりまわりかくさ

信用リスクと利回り格差

発行体が経営悪化で元利金を払えなくなる恐れを信用リスクと呼びます。リスクの高い債券ほど投資家を集めるため利回りを上げ、安全な国債との利回りの差がスプレッドです。

詳しい説明

1. 定義

信用リスクとは、発行体の経営悪化により元本や利息が支払われなくなる恐れのことです。信用リスクの高い発行体の債券は、投資家を集めるために、信用リスクの低い債券より高い利回りを提示する必要があります。

2. 計算式とその意味

利回り格差(スプレッド)= 信用リスクの高い債券の利回り − 信用リスクの低い債券(国債など)の利回り、という式で表されます。スプレッドが大きいほど、市場がその発行体の信用リスクを高く見ていることを意味します。

3. 実際の数値を使った計算例

国債の最終利回りが1.0%、格付けの低い社債の最終利回りが3.0%のとき、両者のスプレッドは 3.0% − 1.0% = 2.0%ポイントです。

4. 検定試験での視点

信用リスクが高いほど利回りが高くなる(価格が低くなる)という向きと、スプレッドが信用リスクの市場評価を映す指標だという理解が問われます。

5. 紛らわしい制度・語との違い

信用リスクと金利リスクの違いで扱う金利リスクは、市場金利全体の変動によって生じるリスクで、発行体固有の信用力とは別の要因である点に注意します。

試験で問われること

ファイナンシャル・プランニング技能検定

  • 信用リスクが高いほど利回りは高くなる点。
  • 格付けが高い債券(適格債)と低い債券(投機的格付け債)の利回り差。
  • 利回り格差は市場の不安度を示す指標でもある点。