とくせいよういんず
特性要因図(フィッシュボーンチャート)
Fishbone Diagram
品質管理で用いられる分析ツールで、結果(特性)と、それに影響を及ぼす原因(要因)の関係を魚の骨のような図に体系化します。
詳しい説明
特性要因図とは、ある結果(特性)に対して、どのような要因(原因)が影響を与えているかを体系的に整理するための図解ツールです。見た目が魚の骨のように見えることからフィッシュボーンチャートとも呼ばれ、品質管理の「QC七つ道具」の一つとして広く知られています。
仕組みとしては、図の右端(魚の頭)に解決したい問題や改善目標(特性)を記述します。そこから背骨となる線を左に伸ばし、大骨として主要な原因カテゴリ(人、機械、方法、材料など)を配置します。さらにそれぞれのカテゴリから小骨として詳細な要因を書き出し、問題の真因を深掘りしていきます。
試験では、トラブルシューティングや原因分析の手法として問われます。ブレーンストーミングなどでメンバーの意見を出し合い、図にまとめることで、複雑な問題の全体像を可視化できます。単なるリストアップではなく、要因間の関係性を論理的に構造化できる点がメリットです。原因と結果を分ける分析法として記憶しておく必要があります。
試験で問われること
ITパスポート試験
- 品質管理における問題分析の手法であることを理解する。
- QC七つ道具の一つであることを押さえる。
- 「結果(特性)」と「原因(要因)」の関係を可視化する目的を理解する。
基本情報技術者試験
- 問題解決の手順として、要因の網羅的洗い出しに有効であることを知る。
- ブレーンストーミングと組み合わせて活用されることを理解する。
- システムの障害分析や品質向上プロセスの文脈で登場する。