せいめいほけんりょうのけいりしょり
生命保険料の経理処理
法人が支払う生命保険料の会計上の扱いで、契約者・被保険者・受取人の関係や返戻金の有無、保険の種類ごとに損金算入するか資産計上するかが細かく規定されている論点です。
詳しい説明
1. 定義
法人が支払う生命保険料の会計上の扱いです。保険の種類・契約者・被保険者・受取人の関係により、損金算入できるか、資産計上すべきかが決まります。
2. 制度・考え方の内訳
保険金受取人が法人であり、かつ貯蓄性(解約返戻金)が高い保険(養老保険など)の場合、支払った保険料の全部または一部が資産(保険積立金)として計上されます。逆に、貯蓄性が低い保険(定期保険など)や、保険金受取人が従業員・その遺族である場合は、保険料の全部または一部を損金に算入できます。
3. 検定試験での視点
契約者・被保険者・受取人の組み合わせと、保険の貯蓄性の有無によって、損金算入か資産計上かの扱いが変わる仕組みが問われます。ケースごとの区分を丁寧に見分ける力が試されます。
4. 紛らわしい制度・語との違い
配当金の経理処理・給付金の経理処理・保険金・解約返戻金の経理処理は、いずれも法人契約の保険から金銭を「受け取る」側の処理を扱うのに対し、生命保険料の経理処理は保険料を「支払う」側の処理を扱う点で段階が異なります。
5. 身近な例
会社が役員を被保険者とする養老保険に加入し、解約返戻金がある部分の保険料を資産計上する、という場面で使われます。
試験で問われること
ファイナンシャル・プランニング技能検定
- 受取人が誰かによる経理処理の違いを理解します。
- 資産計上期間を把握します。
- 損金算入の可否を判断するルールを理解します。