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あくせすけん

アクセス権

Access Control List = ACL

コンピュータシステムにおいて、特定のファイルやディレクトリ、データベースなどの資源に対して、ユーザーやプログラムが行える操作の許可範囲のことです。

詳しい説明

アクセス権とは、コンピュータシステム上のファイルやディレクトリ、データベースなどの資源に対して、特定のユーザーやプログラムがどのような操作を行えるかを定義した許可範囲のことです。具体的には「読み取り」「書き込み」「実行」といった権限を指します。情報漏洩を防ぎ、誤操作や不正な改ざんからデータを守るためには、アクセス権を必要最小限に設定することが鉄則です。

アクセス権を管理する仕組みには、主にユーザー単位で制御する方式や、グループ単位で一括設定する方式があります。管理者はユーザーの職務に応じて必要な権限のみを付与し、不要な権限は剥奪します。これにより、万が一あるユーザーのIDが乗っ取られたとしても、そのユーザーに付与された権限の範囲内でしか被害を広げないという境界型の防御を可能にします。ディレクトリごとにアクセス権を設定することで、機密性の高い情報を守るのが基本です。

混同しやすいものに「アクセス管理(認証)」がありますが、認証は「あなたが誰であるかを確認すること」であり、アクセス権は認証された後に「何ができるか」を判断するものです。試験では、最小権限の原則(必要な人に必要な分だけ権限を与える)や、所有者・グループ・その他(パーミッション設定)の概念がよく問われます。Linux等のOS設定におけるパーミッション設定もアクセス権の実装例です。

試験で問われること

ITパスポート試験

  • 最小権限の原則が重要であることが問われます。
  • 読み取り・書き込み・実行権限の役割が問われます。
  • 誰に何の権限を与えるかという適切な管理が問われます。

基本情報技術者試験

  • パーミッション(rwx)の数値表記と属性の対応が問われます。
  • ACL(アクセス制御リスト)の仕組みが問われます。
  • 認証と認可(アクセス権の設定)の違いが明確に問われます。