安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC)
STC Advanced
いっぱんきんしじこう
一般禁止事項
General Prohibitions
米国輸出管理規則の対象になる取引について、許可または許可例外が無ければ行ってはならない行為を並べた10の類型です。15 CFR Part 736 に置かれます。
詳しい説明
1. 定義
一般禁止事項とは、米国輸出管理規則の対象になる取引について、許可または許可例外が無ければ行ってはならない行為を並べた類型のことです。15 CFR Part 736 に置かれ、英語では General Prohibitions といいます。
2. 10の類型の内訳
条文は10の類型を並べます。1番目がリスト規制に基づく輸出と再輸出、2番目がデミニミスの基準を超えて米国原産品を組み込んだ外国製品、3番目が外国直接製品ルール、4番目が拒否命令に反する行為、5番目が禁じられた用途と需要者への取引、6番目が禁輸地への取引、7番目が拡散活動などの支援、8番目が通過中の貨物と船舶・航空機からの積卸し、9番目が命令や条件への違反、10番目が違反が起きたか起きようとしていることを知りながら取引を進めることです。
どの類型が掛かるかは5つの事実で決まります。品目の分類、仕向地、需要者、用途、そして契約や資金の提供といった行為です。
3. 許可例外が届く範囲の仕組み
許可例外で乗り越えられるのは、1番目・2番目・3番目・8番目と、禁輸の方針に基づく許可要件です。5番目は用途と需要者の規制の条文を、6番目は仕向地の規制の条文を見に行きます。
4番目・7番目・9番目・10番目には、どの許可例外も使えません。条文がそう明記しています。「許可が要るなら例外を探す」という手順が、この4つでは初めから閉じています。
試験で問われること
STC Advanced
- 類型は10あり、どれが掛かるかは分類・仕向地・需要者・用途・行為の5つの事実で決まること
- 許可例外で乗り越えられるのは1番目・2番目・3番目・8番目と、禁輸の方針に基づく許可要件であること
- 4番目・7番目・9番目・10番目には、どの許可例外も使えないこと
- 許可例外が使えない類型の組み合わせが問われます。拒否命令・拡散活動の支援・命令や条件への違反・違反を知りながらの取引の4つです。類型の番号と中身を入れ替える出題にも注意します。
最終更新日: 2026/09/23