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かいせんじぎょうしゃ

回線事業者

独自の通信インフラを所有・運用し、通信サービスを提供するための物理的な経路を提供する事業者です。

詳しい説明

回線事業者とは、電気通信事業法に基づき、独自の通信設備(光ファイバーや基地局など)を所有し、通信サービスを提供している事業者のことです。これらは一般的に通信事業者や通信キャリアとも呼ばれ、インターネットへの接続経路や、電話網などの物理的なインフラを提供することが主な役割です。

回線事業者は、通信設備を自前で保有・運用しているため、他のサービス事業者に回線を貸し出すこともあります。インターネットサービスプロバイダ(ISP)などがこの回線事業者の設備を借りることで、一般のユーザーにインターネット接続サービスを提供できるという構造になっています。このため、我々が使う通信サービスは、回線事業者とプロバイダの二階建て構造になっていることがほとんどです。

試験では、回線事業者とプロバイダの役割分担が問われます。物理的な線や設備の提供は回線事業者が行い、その先でネットワークの接続設定や認証、メール機能などを行うのがプロバイダです。この違いはネットワークの基本として繰り返し出題されるため、インフラ(回線)と機能(プロバイダ)という対比で覚えるのが有効です。

試験で問われること

ITパスポート試験

  • 回線事業者とプロバイダ(ISP)の役割の違いを明確にする。
  • 通信サービスが物理的な回線と接続機能に分かれている構造を理解する。
  • 通信事業者という用語が何を指すかを覚える。

基本情報技術者試験

  • 電気通信事業法上の事業者の区分(電気通信事業)に関する基本的な知識を持つ。
  • ネットワーク接続の構成要素として回線事業者の位置づけを把握する。
  • 専用線などのサービス提供主体として回線事業者を認識する。